博士論文(提出年)(旧専攻を含む)
(2006年)
日本における「男性同性愛者」の主体化とその経験
(2007年)
The Re-Invention of the American West: Women’s Periodicals, Gendered Geography, and Identity in the Late Nineteenth-Century United States
(2009年)
ドイツにおける日本学の眼差し——カール・フローレンツの日本「賞賛」に潜む「蔑視」の構図——
(2010年)
Images et Pouvoirs de la Mere dans la Pensee Bwitiste -- Pour une revalorization de la Sagesse feminine
(2011年)
ジゼール・ブルレの音楽美学における時間の発生の問題——声の身ぶり、メロディー、リズム
(2012年)
フランシスコ・ゴヤの作品における身体の表現研究——古典主義の身体からサトゥルヌスへ
バリ島仮面舞踊劇トペンの人類学的研究——名人芸からネクサスへ——
フランス南西部ポー地域におけるマヌーシュのキャラヴァン居住に関する人類学的研究
(2013年)
障害の身体におけるコミュニカビリティの研究——芸術と日常の実践を中心に——
(2015年)
ウジェーヌ・ミンコフスキー研究——分裂性と同調性
(2016年)
Images of “Japan” in Postcolonial Taiwan: Contested Terrain of Memory and National Identity
(2017年)
ルネ・マグリットの絵画表現における「光と闇」の主題研究
(2018年)
Bodies That Work: African American Women’s Corporeal Activism in Progressive America
Global Racetrack: The Representation of African American Athletes in Japan during the Cold War
(2019年)
日本美術における「プリミティヴ」なものへの志向——第二次世界大戦を分水嶺とする言説の展開
ヴィクトリア朝イギリスにおけるファッションとテクノロジー——ミドルクラスの衣生活と装飾意識の変容
(2021年)
Kimono Circulates: Sartorial Japonisme and the Experience of Kimonos of Kimonos in Britain 1865-1914
(2022年)
失われた二〇年と女たちのノワール——桐野夏生初期作品論
The Poetics of Relationship: Ecopoetic Designs from Japan and Mexico
(2023年)
J. W. ウォーターハウス作品における変容の主題に関する研究——魔女キルケからシャロットの女へ——
帝国日本の保育―内地・外地における家族の統治―
修士論文(提出年)(旧専攻を含む)
(2003年)
進化(エヴォリューション)と内化(インヴォリューション)―ケン・ウィルバー研究―
日本におけるエイズの言説と「男性同性愛者」―批判的医療人類学によるアプローチ―
A Semantic and Cultural Approach to Synesthetic Metaphors
(2004年)
障害の身体の「語り」の研究ジゼール・ブルレの音楽的時間論
フランシスコ・ゴヤの素描における「感覚」と「身体」の表現 ―《マドリード素描帖》(Album B)を中心として―
共通歴史認識をつくる試み―ドイツ=チェコ共同歴史家委員会のKonglidtgemeinschaft, Katastrophe, Entspannungをめぐって
(2005年)
"Domestic Comfort" as a Remedy for Social Problems in Mary Barton and North and South
(2006年)
清末民初における婦女解放運動の研究
ドイツにおける日本学の成立と植民地主義
フランスにおけるツィガーヌの移動生活とキャラバン型居住に関する研究
(2007年)
ルネ・マグリットの《problem-solution》 ―1930年代の作品をめぐって―
1910年代のフランス詩におけるイマージュの研究
二十世紀におけるダンス受容の変遷および身体表現の新たな解釈―マック・エッツ版『ジゼル』を通して
現代彫刻における作品と空間―Antony Gormleyの作品研究―
スクェア・ルンバからキューバン・ルンバへの移行にみる"authenticity"の変化―1930年代から1960年代の英国におけるルンバ受容史
コミュニティに関する研究―テイラー・ハーバーマス・メルッチを中心に―
(2008年)
E・ミンコフスキー研究―「自閉」概念に着目して
18世紀ヨーロッパにおける人形の文化史研究 ―自動人形の出現とその影響
パラグアイ・中央チャコの「労働地区」に関する研究―先住民社会の文化的変容と連続性
(2009年)
ジャン・ジュネ『葬儀』研究―連鎖する裏切りの豊僥性―
原爆被爆者の証言研究―体験とその継承について―
(2010年)
トールモー・ハウゲン初期作品における子どもの消失-『夜の鳥』と『少年ヨアキム』を中心として-
臨床におけるナラティヴを介した共同性の創出 - 患者統制のメカニズムとその乗り越え -
(2011年)
イサム・ノグチにおけるプリミティヴなものへの志向―1930年代から50年代を中心に
スクェア・ルンバからキューバン・ルンバへの移行にみる”authenticity”の変化—1930年代から1960年代の英国におけるルンバ受容史
"Okinawa" in the U.S. Popular Imaginary: Cultural Work of the Occupation
日本写真史研究——牛腸茂雄作品における「染み」の機能に注目して
(2012年)
オクタビオ・パスの作品にみる言葉と境界のゆくえ
アメリカ大衆文化における満州表象と冷戦
バレエ・リュスにおける身体とその時空間-ニジンスキーによる«牧神の午後»の舞踊譜の分析から-
神と労働-シモーヌ・ヴェイユにおける革命-
(2013年)
ヌーヴェル・ドロワットの思想と反移民言説の形成
ミシェル・フーコーにおける政治的技術と歴史的実在性
カフカにおける言語を拒む哄笑と非-倫理
初期ミシェル・フーコーのイマージュ的言語論
(2014年)
戦前都市下層における「近代的家族」の誕生と女性による慈善事業――二葉幼稚園の事例から――
「カワイイ」の力学――少女文化の変異とヘテロセクシズムの解体
ファッションとテクノロジー——ヴィクトリア朝後期の女性ファッション「バッスルスタイル」の考察——
16世紀スペイン・ハプスブルク朝における宮廷闘争~フェリペ2世の意思決定と国務・国防顧問官の諍いからの一考察~
モーリス・メルロ=ポンティにおける表現の問題
動きのメソッドGagaと鈴木大拙における禅体験
ジャック・ラカンにおける倫理の問題について
(2015年)
モーリス・メルロ=ポンティにおける言語的コミュニケーションの問題
中国におけるジェイン・オースティン受容-翻訳文学と文化について
J. W. ウォーターハウスの作品における狂気の身体―鏡・視線・反復
(2016年)
ジャック・デリダ研究
Advertising Illustrations in The Pickwick Papers
19世紀英国外交官の日本観―オールコックの著作・論文を通して―
To Excavate the Unknown Agnes Smedley:International Gender Network in China and Beyond
偶然性による他者との連帯について―九鬼周造の「仮説的偶然」から「共感」へ―
(2017年)
アントワーヌ・ベルマンの翻訳学―意味を軸とした翻訳を超える方法としての
欲望と実践の哲学―ネグリ=ハートにおける抵抗
オペラ《チェネレントラ》にみるシンデレラ物語の表象
ファシズム政権下のヴェネツィア・ビエンナーレにおける多元性と特殊性
(2018年)
後期ベンヤミンにおける模倣論について
Modern Japanese Girlhood Culture from the 1900s to the 1920s: Girls’ Friend and Girls’ Pictorial
演劇・儀礼における「仮面」の人類学ーー変身論から移行論へーー
難民映画と揺らぐ境界
ロシアにおける現代日本のポップ・カルチャーの受容ーユートピアとディストピアの比較研究ー
(2019年)
北條民雄『吹雪の産声』論
Translation strategies for culture-specific elements in subtitles of Japanese and German movies
Hygienics in Ernest Hemingway’s Shell Shock Stories
(2020年)
ヴォルフガング·アマデウス·モーツァルト 歌劇《魔笛》におけるパパゲーノとパパゲーナ——色彩論を手掛かりに——
ジョルジュ・カンギレム研究——生命論に注目して——
(2021年)
ジャック・デリダにおけるvouloir-dire概念の検討——形而上学的欲望の問題——
モーリス・メルロ=ポンティにおける「間接的言語」の哲学的射程
マヴォの芸術活動と路上空間の変容
戦後小津映画の「食卓」における家族の日常
(2022年)
メルロ=ポンティの絵画論
Muslim Representation in the Third-generation of Multicultural British Comedy: An Analysis of Four Lions and Citizen Khan
戦後日本における「劇画」の意味の広がりについて
ジョルジュ・バタイユの供儀の概念におけるキリスト教神秘思想
マックス・シェーラーにおける共感の現象学
Occupied Japan on Screen: Architecture, U.S. House, and Japanese Women
ミシェル・フーコー『肉の告白』における主体の問題⏤アウグスティヌス論を中心として
スタンリー・カヴェルの思想における日常言語の哲学の位置づけ
(2023年)
日本におけるマン・レイの紹介と受容——1920、30年代の批評と日本人写真家の作品を通じて——
アセクシュアル概念の拡張——セクシュアリティの規範を超えるために——
十九世紀フランスにおける「有用性」概念の一系譜
宮沢賢治の労働観
ミシェル・フーコー『臨床医学の誕生』研究
Dolce Far Niénte in Albert Moore’s Paintings: The Sweetness of Doing Nothing
(2024年)
台湾映画におけるプロパガンダの表象とその影響——1970〜1980年代の愛国映画から見る——
ジル・ドゥルーズ『シネマ』における身体の映画研究——「ゲストゥス」概念を手がかりに——