エンヒバイヤル・ノミンエルデネさん(現代文化学サブプログラム博士後期課程1年)が、日本移民学会「次世代リレートーク」(2022年12月10日)でベストペーパー賞を受賞しました。
「占領期日本における移民としての戦災孤児の足跡をおって――「少年の町」を事例に―― 」は、第二次大戦終戦直後、日本各地に現れた児童養護施設である「少年の町」と戦災孤児の移民の系譜がいかにアメリカへの国際養子縁組やブラジルへの移住といった環太平洋的なネットワークの中で生成していったか、そのダイナミックな過程を論じた画期的な研究です。